人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
かつてつき合ってた彼女はひどい冷え症だった。
「本当、冷たいね、僕が暖めてあげるよ」
と、言って手を繋いだ冬の散歩道。
しかし、そんなロマンチックな日々は長く続かず、断りもなく僕の股間に手を伸ばしてきては暖を取るようになった。
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source : 週刊文春 2023年3月2日号