買収交渉にも影響を与えかねない辞任劇だ。
東芝は2月14日、柳瀬悟郎副社長兼COO(57)が同日付で辞任したと発表した。交際費の不適切処理が判明したためとしている。
「柳瀬氏は1991年に入社し、原子力畑を歩んできました。傘下の米ウエスチングハウスが破綻した直後の2017年4月に原子力事業部長に就任。その後、東芝エネルギーシステムズなど子会社を渡り歩いた。部下への当たりの厳しさは有名で、立場を利用した振る舞いが問題視されたこともありました」(経済部記者)
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source : 週刊文春 2023年3月2日号