Bクラスから抜け出せずに苦戦の続く今年の巨人。それでも「腐っても鯛」と思ったのは、あるネットメディア関係者からこんな話を聞いたからだった。
「巨人が不調で、坂本(勇人内野手、34)のスキャンダルや原(辰徳)監督(64)の采配批判と、とにかく巨人を叩けば安定して閲覧数は稼げます」
アンチだけでなく、成績不振にG党のイライラも募る。そこで開幕直後の不振と昨年の女性スキャンダルを関連づけた坂本の記事や、球場で姿を見たこともない評論家諸氏による采配批判、原監督の今オフの去就をめぐる妄想に近い憶測記事が溢れている。まさに悪名は無名に勝る、ということだ。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年5月25日号