彼女の不倫は今回だけではなかった。その事実確認を求めると広末本人から電話が。「(前回の回答は)私の考えとは違うものを出されてしまった」。語り始めたのは…。

「はじめまして。突然のお電話ご無礼をお許し下さい。広末涼子と申します。この度、鳥羽(周作)さんのほうからお電話番号を伺って、お話が出来ればと思います。もしお時間が許せば、ご都合の良き時間にお電話頂ければ有難いなと思います。こちらのわがままで突然お電話してしまって、すみません。広末涼子でした!」

 6月20日午前9時20分、小誌記者の携帯に1本の留守番電話が入っていた。声の主は女優の広末涼子(42)。着信の直後、電話を折り返すと、本人が出た。

「広末涼子と申します」

――週刊文春です。

「お話ししたいことがあります。ずっと会社(所属事務所『フラーム』)にアプローチし続けてきて、裏切られ続けてきて、前回の記事の返事に関しても、私の考えとは違うものを出されてしまった。私も事務所を売るつもりもないんです。戦うつもりもないんです。ただ、あの人(フラームの井上義久社長)とずっとお仕事してきたので、あの人以外と仕事をするつもりもなくて、もしも井上と仕事をしないのであれば、この世界、この業界を去る時かなと。(今は)信頼はしていないんですけど、やっぱり同志というか……」

 そう言って、広末は自らの言葉で現在の心境を語り始めるのだった。

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source : 週刊文春 2023年6月29日号