〈ご通知(至急)〉
6月21日、午後5時20分頃。こんな表題の文書が、司法記者クラブに所属する記者にメールで一斉送信された。
差出人は、木原誠二官房副長官(53)の“愛人女性”A子さんの代理人弁護士。文書は、小誌の報道に抗議するA子さんのコメントを伝えるものだった。
〈(木原氏は)多忙中にもかかわらず、保育園のお遊戯会やバレエの発表会に駆けつけてくれたり、本当に娘を可愛がってくれましたし、今も優しく接してくれています〉
A4用紙3枚にわたって綴られた“A子さん文書”。そこには、A子さんと木原氏との関係が克明に記されていた――。
◇
小誌はこれまで2週にわたり、木原氏の“愛人・隠し子疑惑”を報じてきた。木原氏は早朝、本宅とは別の、A子さんの自宅から官邸に通勤したり、A子さんの娘であるB子ちゃんも交えた3人でディズニーデートを楽しむなど、傍目にはA子さん母娘と家族同然に振る舞っていたのだ。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年7月6日号