「今回の週刊誌報道、ならびに関連事案に関して、大変ご迷惑をおかけした。当事者の方々や、報道局の皆さんにもお詫びします。失礼しました」
5月1日、フジテレビ10階の大会議室。200人ほどが集まった報道局の全体会議で「プライムニュース イブニング」メインキャスターの反町理(おさむ)氏(54)は、深々と頭を下げるのだった。
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本誌は4月12日発売号で反町氏による女性記者へのパワハラ疑惑を報じた。
「春の改編前に局が行なった極秘調査で被害者が少なくとも2人いたことが判明しました。その調査によると、反町氏は政治部の官邸キャップ時代に若手記者をデートに誘い、フラれると後輩を逆恨み。政治部内で共有する取材メモを意図的に彼女に送らなかったり、時には罵倒することもあったそうです」(フジ局員)
本誌の取材に対してフジ広報は「パワハラやセクハラの事実はなかったと認識している」と回答していた。
ではなぜここにきて謝罪となったのか。
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source : 週刊文春 2018年5月17日号