「このたびは国会が緊迫する中でこのような混乱を招いたことをお詫び申し上げたいと思います」

　4月25日の午前、小誌前号「林文科相が白昼通う“セクシー個室”ヨガ」に対し会見をした林氏はこう詫びると数秒頭を下げた。

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　加計問題で国会が紛糾、文科省内でも“首相案件文書”の存在を調査中だった4月16日の白昼、公用車に乗って文科省を抜け出した林氏が向かったのは、件（くだん）のヨガスタジオ・ポジティブスターヨガ（PSY）。2時間ほどで店をあとにしたのだが、そこは“キャバクラヨガ”と呼ばれる店だった。

　小誌発売を受けて、庄司祐子代表はブログや出演したテレビ番組で「健全なヨガのお店」と反論。林文科相も「誠実にお仕事をされているヨガスタジオだと認識している」とし、当日は「ヨガのレッスンと通常の指圧マッサージを受けた」と釈明したのだった。

　だが、このコメントには問題が潜んでいる。

　あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律によれば、〈医師以外の者で、あん摩、マッサージ若しくは指圧、はり又はきゅうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マッサージ指圧師免許、はり師免許又はきゅう師免許を受けなければならない〉（第一条）。

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