昨年末で、業界随一の大手事務所「田辺エージェンシー」から独立した堺雅人(49)。新たに立ち上げた事務所は「株式会社テント」だ。あれっ、この名前は!?
堺が演じる主人公・乃木憂助は、自衛隊の秘密部隊「別班」の一員で、2つの人格を持つ複雑な役柄だ。
「堺は演技にストイックなことで有名。映画『大奥』では、役作りのために体内に寄生虫の卵を入れようとして止められたことを明かしています」(芸能記者)
今作のほか、堺が主演した大河ドラマ『真田丸』でも乗馬指導を担当した田中光法氏も証言する。
「私の知る限り、歴代の大河主演俳優で最も練習をなさった方です。通常は撮影の4カ月ほど前からですが、堺さんは1年前から練習を始めたいと。その分は自費です。表現に対しては、とことん突き詰める。ある時、私がハリウッドで使われる撮影用の馬ロボットの話をしたことがありました。そしたら翌日、プロデューサーに『僕が1億円を出しますから買いましょう』と直談判。こっちがビックリしてしまいました(笑)」
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source : 週刊文春 2023年9月14日号