ビッグモーター(BM)に次ぐ中古車販売業界第2位のネクステージ。その代表取締役社長・浜脇浩次氏(53)が突如辞任を発表したのは、9月11日の夜7時を回った頃だった。

BMの保険金水増し請求問題が、損保ジャパン社長の引責辞任に飛び火したように、中古車販売業界の膿が溢れてとまらない。売上高4000億円を超え、東証プライムに上場するネクステージもまた、例外ではない。
タイヤをわざとパンクさせていた、店長からボケ、カスと罵倒された、社員同士で保険契約数を“売買”していた――6日朝、ネクステージに持ち上がったこれらの疑惑を小誌電子版が報じると、株式市場が開くや同社の株価は急落。最終的に前日比20%近くダウンのストップ安になった。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

source : 週刊文春 2023年9月21日号
他の記事を読む
- 中古車販売大手「ネクステージ」自殺した社員(享年26)の母親が悲痛告白「息子は会社に殺されたと思っている」 遺書には〈やめたい。やすみたい。にげみちない〉
- 《株価ストップ安、社長辞任》ネクステージ社員16人が告白「保険業法違反」の中身
- 「数字を達成できないやつはクズ扱い」ビッグモーターのライバル社・中古車業界第2位「ネクステージ」 社員を苦しめる“激詰め成績表”決定的証拠
読み込みに失敗しました