「私たちは『息子は会社に殺された』と思っています。今でも毎朝、起きるたびに息子のことを思い出します。あと1カ月、待ってくれていれば、状況は変わったかもしれないのに……」
「週刊文春」の取材に声を詰まらせながらこう語るのは、中古車販売大手「ネクステージ」に勤務していた井上魁洋さんの母親だ。昨年7月、井上さんは26歳という若さで自ら命を絶った。彼を追い詰めたのは「仕事のノルマ」だった。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル