先々週号の週刊文春のスクープは、貴乃花さんの再婚であった。
これは世間の皆が祝福した。17歳の時に知り合った初恋の女性と、めでたくご結婚なさったというのだ。好きでつき合ったけれど、成就出来ずに別れた2人。中年になった時に、男性の方はバツイチになり、女性の方はご主人を亡くしていた。共通しているのは、どちらも立派にお子さんを育て上げたということ。
世の中の人たちは、いろいろな出来ごとで、貴乃花さんの誠実で不器用な性格をよーく知っている。
「これでやっと幸せになれるんだね。よかった、よかった」
とたいていの人は拍手をしている。私もケチをつける気は毛頭ないのであるが、作家であるからして、言葉の使い方をちょっと考えてみたい。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2023年10月19日号