要衝地に触手を伸ばし…上海電力元社長を直撃!《中国マネーが買い漁る日本》

「週刊文春」編集部

SCOOP!

ニュース 社会 経済 国際 中国

「中国マネーが買い漁る日本」最終回は、国営系企業「上海電力」だ。大阪・咲洲を皮切りに、山口・岩国、更には青森や福島にも触手を伸ばすなど水面下で事業を拡大しつつある。果たして、彼らの狙いはどこにあるのか。

 

▶︎新発見! 青森空自基地近隣でソーラー発電が稼働
▶︎橋下徹が旗振り 大阪咲洲“疑惑の社長”に聞いた
▶︎山口岩国基地周辺で林芳正有力支援者が工事受注

 10月23日午後、その男は電話口で滔々と持論を捲し立てた。

「(オフィスは)丸ビルの32階で契約しました。後は登記してから、中国の上海電力本社から資本金を入れたんです。これは前例のない話で(丸ビルを保有する)三菱地所さんが応援してくれたんですよ。幾つも前例のないことを僕はやりました。中国の国営会社が経団連に入るのも前例のない話でした。どこ(の会社)かは言えませんが、経団連は二者以上の推薦がないと入れません」

 小誌の直撃取材に応じたのは、2013年9月に設立された「上海電力日本株式会社」の元社長、刁旭(ちょうきょく)氏。中国国営企業の傘下にある同社の“日本進出”を実現させた張本人である。

上海電力日本のHP

2カ月99円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

2024GW 特大キャンペーン 誰でも月額プラン最初の2ヶ月99円 4/24(水)〜5/7(火)10:00
  • 月額プラン

    99円/最初の2カ月

    3カ月目から通常価格2,200円

    期間限定

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2023年11月2日号

無料ニュースレター登録はこちら

今すぐ登録する≫

期間限定キャンペーン中!月額プラン2カ月99円

今すぐ登録する≫