9月7日に告示される自民党総裁選。「安倍圧勝」が確実視されるが、この男の言動次第で勢力図は一変しかねない。8月のインドに続き、今度はニュージーランド外遊に発つ小泉進次郎。国内の喧騒から離れて熟慮を重ねる彼は、帰国後、どんなメッセージを打ちだすのか。
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8月25日、夜7時。横須賀市内の大津諏訪神社では、夏祭りが最高潮を迎えていた。模擬店が立ち並び、神輿がひしめき合う境内は、熱気に包まれている。そんな中、特設ステージに一人の男が登場すると、ひときわ大きな歓声があがる。
「進ちゃーん!!」
自らの名入りの法被を小粋に羽織った伊達男――小泉進次郎衆院議員(37)だ。

小誌記者は、挨拶を終えて降壇する進次郎氏を直撃した。
――総裁選の期間中にニュージーランドに行くという話がありますが。
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source : 週刊文春 2018年9月6日号