吉田兼倶(かねとも)が創始した“唯一神道”は、彼の死後、半世紀ほど経ると、“新興宗教”特有のケレン味も消えて、次第に多くの人々の支持を獲得するようになっていった。兼倶の孫兼右(かねみぎ)、曾孫兼見(かねみ)の残した日記を開いてみると、戦国時代、吉田神社は全国の人々から篤い信仰を集めるパワースポットとしての地位をすっかり確立していたことが分かる。

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source : 週刊文春 2023年12月7日号