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初の著書に尾畠春夫さんがおかんむり「聞いてないよ」

「週刊文春」編集部
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 健康本などを手掛けるアチーブメント出版から一冊の本が刊行される。タイトルは『一歩前へ』。著者は、あの“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(78)で、帯には〈初の著書!〉と大きく謳われている。

 だが10月12日の発売予定日を控え、この本の出版に「聞いてないよ」と、おかんむりな人物がいるという。当の尾畠さんだ。

書籍化には慎重だった尾畠さん

 山口県周防大島町で行方不明だった2歳男児を救出し、一躍有名になった尾畠さん。メディアからは今でも引っ張りだこだが、

「彼はテレビや雑誌の取材に対し、『何でも聞いて、書いてもらっていい。謝礼もいらないから』というスタンスです。しかし、『僕は(自著を出すほど)偉い人間じゃない』と書籍化だけには慎重でした」

 と語るのは、尾畠さんに密着取材したことがある記者だ。

「尾畠さんは友人から『本を出すんだって』とネットに出ていた出版案内を見せられたそうです。『知らない。契約書を交わした覚えもない』などと憤っていました」(同前)

「すべてを語った!」という“違反本”

 なぜ尾畠氏の知らないところで、“初の著書”が出ることになったのか。10月5日、アチーブメント出版の担当者に話を聞いた。

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source : 週刊文春 2018年10月18日号

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