訴訟を理由に国民への説明責任を放棄する。「100万円国税口利き」疑惑によって、片山氏は選良としての倫理観の欠如まで露呈した。スクープ第2弾では、片山氏と告発者X氏の100万円をめぐる交渉内容を明らかにする。これでも片山氏はダンマリを決め込むのだろうか。
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「報道各社のインタビューで、片山氏は『口利きなどしていない』と自らの“関与”を否定しましたが、そんなはずはありません。実は、X氏と片山氏は携帯電話で何度も連絡を取り合っている。その会話の中で、“口利き”の見返りである100万円についてもやり取りをしており、片山氏はその内容がばれることを恐れています」
小誌の取材に、片山事務所の関係者が絶対匿名を条件に打ち明けた――。
「誰が文春にリークしたの?」
先週号で報じた片山さつき地方創生担当大臣(59)の“口利き”疑惑。
発売前から、片山氏本人は口止め工作に必死だったという。
「直撃取材を受けた直後、片山氏は南村博二(なむらひろじ)氏(62)に連絡。『あなたと私は、会ったことなかったわよね』などと言い放ったそうです。また片山氏は関係者に電話を掛けまくり、『誰が文春にリークしたの?』などと、犯人捜しをしていました。同時に、元秘書にも電話をかけて『あなたが喋ったらどうなるかわかってるわよね』、『今は官邸に守られているんだから』などと口止めしていたのです」(別の事務所関係者)
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source : 週刊文春 2018年11月1日号