100万円の授受を元秘書が認めるや、「南村氏は私設秘書ではなかった」と荒唐無稽な言い逃れを口にした片山大臣。ならば大臣自ら100万円に言及する音声にはどう説明するのか。さらに新たな政治資金に関する疑惑も発覚――。またしても小誌への訴訟を盾に口を噤むのか。
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〈もしもし。ああ、はいはい、どうもご無沙汰しております〉
片山さつき地方創生大臣(59)の携帯電話が鳴ったのは、2016年7月26日の14時過ぎのことだった。普段、秘書に接する態度とは正反対の明るい口調で話し出した。
だが、次第に片山氏の表情は曇っていったという。
電話の相手は、約1年前、国税への“口利き”を依頼した製造業社長のX氏である。
片山氏の発言が収められた音声
小誌が2週にわたって報じた片山氏の「国税口利き疑惑」。片山氏は「問題とされている100万円に全く関知しない」などと、説明責任を一向に果たそうとしない。
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source : 週刊文春 2018年11月8日号