自身の秘書と派閥の会計責任者が相次いで立件された二階氏。使途不明の政策活動費を50億円受け取っていたことも物議を醸している。そして、裏では派閥の最高幹部たちが番記者と“言いたい放題”の宴会を開いていた。
▶︎岸田「叩かれても辛くない。だって俺、総理じゃん」
▶︎武田良太「茂木派、アウト〜」
▶︎林幹雄「進次郎は軽すぎ」
1月25日夜、東京・築地に構える「すしざんまい本陣」。20人弱のスーツ姿の団体客が政治談議に花を咲かせていた。
宴の主催者は、二階俊博元幹事長(84)の側近中の側近、林幹雄元経産相(77)。二階派現事務総長の武田良太元総務相(55)ら二階派議員を従え、十数人の二階派番記者が集っていた。
会場となった「すしざんまい」を全国で運営する「喜代村」の名物社長、木村清氏は二階氏と昵懇の間柄。2018年には、二階氏、林氏らとともにロシアを訪問したこともある。
だが、二階派は僅か6日前の1月19日に解散を決めたはずだった。その舌の根も乾かぬうちに再集結し、寿司に舌鼓を打っていた派閥の最高幹部たち。彼らの口から飛び出したのは――。
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source : 週刊文春 2024年2月15日号