「亡くなったAさんは離党後も参政党をとても恐れていて、『完全に安心できる人にしか会いたくない』と漏らしていました」(元参政党員)
近年、躍進を続ける新興政党の参政党。2020年に結党され、2022年の参院選では比例区での得票数は社民党やNHK党(現みんなでつくる党)を上回り、現在は党の代表兼事務局長を務める神谷宗幣氏(46)を国政に送り出した。翌2023年4月に行われた統一地方選では、全国で100の議席を獲得。政界の一大勢力になりつつある。
そんな参政党について、「週刊文春電子版」が2月8日配信の記事で、神谷氏の元公設秘書の女性Aさんが昨年9月末に党を退職後、12月中旬に自ら命を絶っていたことを報じた。
Aさんは、結党まもない時期に参画した熱心な党員で、党主催のタウンミーティングなどの統括を一手に任されていた。2022年の参院選で神谷氏が当選後は公設秘書に就いていた。
記事では、生前のAさんが神谷氏の“パワハラ的な言動”に苦しんでいた様子を報道。知人に対し、〈今日、神谷さんに酷いことを言われて、もうほんとに嫌になってきました〉〈本当、無理です〉〈何言ってもどんな暴言吐いても許されるとか思ってるのかしら〉などと送っていたメッセージの存在や、Aさんの死後に娘BさんがSNSで〈9月まで参政党の事務の仕事を行っておりその中では相当の苦労、心痛もあったのだと思います。悔やんでも悔やみきれません〉などと綴っていたことも報じた。神谷氏は「週刊文春」の取材に対し、「厳しいことをいったのは事実です。たぶん、言葉尻を」「怒ったのが2回ぐらい記憶にある」などと釈明していた。
冒頭の元党員は、生前のAさんの“苦悩”を目の当たりにしていたと語る。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル