週刊文春 電子版

独占手記 森友スクープ記者はなぜNHKを辞めたか

相澤 冬樹
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「私は聞いてない。なぜ出したんだ」

 私の森友スクープに激怒したのは、安倍官邸中枢と通じる小池英夫報道局長だった。度重なる圧力、考査部への異動、そして退職。それでも取材を続けると、文書改ざんを巡る新事実が。

◆◆◆

「私は聞いてない。なぜ出したんだ」

 電話の向こうで激怒する声が響く。声の主は、全国のNHKの報道部門を束ねる小池英夫報道局長。電話を受けているのはNHK大阪放送局のA報道部長だ。

 私はたまたまA部長のそばにいたため、電話の内容を知ることになった。「なぜ出したのか」と問われているのは、私が報じた森友事件の特ダネ。近畿財務局が森友学園に国有地を売却する前に、学園が支払える上限額を事前に聞き出していたというニュースだ。

 ところが、その特ダネに報道局長が激怒しているという。なぜか。

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source : 週刊文春 2018年12月20日号

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