▶高市早苗&小林鷹之 新旧経済安保相が連続告白 「私はLINEを使いません」

▶「自治体や議会では機密書類も」証拠入手 ビジネス用LINEは中国で開発されていた!

▶ソウル郊外で謎企業4つ発見!“韓国隠し”の核心

▶報酬韓国人役員は48億円、日本人社長は12億円

▶セキュリティ担当元警察庁幹部が役員を電撃辞任の訳

 ソウル中心部から車で30分、京畿道城南市のベッドタウン盆唐(プンダン)。富裕層に人気の再開発エリアで、新築の高層マンションやオープンテラスのレストラン、ベンチャー企業のオフィスなどが立ち並んでいる。

 

 その一角に聳えるのは、「グリーンファクトリー」と呼ばれる地上27階建ての巨大なビル。昨年4月からリニューアル工事に入り、今夏に完工予定だ。以前は、受付で日本でも「スタンプ」でお馴染みの熊やウサギの可愛らしいキャラクターが顔をのぞかせていた。隣に建つ真新しい第二社屋は「ロボットと人間が共存する場所」と謳われ、最先端のAI開発などが進められているという。2階にはブランドショップもあり、一般開放されている。

 ここは、韓国を代表するIT企業「NAVER」の本社だ。利用者数9600万人を超える日本最大のコミュニケーションインフラ「LINE」を運営する「LINEヤフー(LY)」の実質的な親会社である。

韓国のNAVER本社

 明るくオシャレな雰囲気が漂う「グリーンファクトリー」。だが、その裏では日本にとって「レッドライン」を超えかねない深刻な問題が相次いでいる。そして、それはLINEを利用する私たちにとっても全く他人事ではないというのだ。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 19

  • 40

  • 9

source : 週刊文春 2024年4月11日号