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ソウル中心部から車で30分、京畿道城南市のベッドタウン盆唐。富裕層に人気の再開発エリアで、新築の高層マンションやオープンテラスのレストラン、ベンチャー企業のオフィスなどが立ち並んでいる。
その一角に聳えるのは、「グリーンファクトリー」と呼ばれる地上27階建ての巨大なビル。昨年4月からリニューアル工事に入り、今夏に完工予定だ。以前は、受付で日本でも「スタンプ」でお馴染みの熊やウサギの可愛らしいキャラクターが顔をのぞかせていた。隣に建つ真新しい第二社屋は「ロボットと人間が共存する場所」と謳われ、最先端のAI開発などが進められているという。2階にはブランドショップもあり、一般開放されている。
ここは、韓国を代表するIT企業「NAVER」の本社だ。利用者数9600万人を超える日本最大のコミュニケーションインフラ「LINE」を運営する「LINEヤフー(LY)」の実質的な親会社である。
明るくオシャレな雰囲気が漂う「グリーンファクトリー」。だが、その裏では日本にとって「レッドライン」を超えかねない深刻な問題が相次いでいる。そして、それはLINEを利用する私たちにとっても全く他人事ではないというのだ。
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source : 週刊文春 2024年4月11日号