プロ野球を見るのが好きである。テレビやラジオの中継に加え、今はインターネットの速報が便利だ。プレーを映像で観るのではなく、スコアや野球場を模したダイヤモンドの画面、一球ごとの文字解説で見て、状況を想像するのが楽しいのだ。
携帯のアプリなら電車の中で静かに観られる。たまに隣の席の人が類似のアプリを観ていることがあり、野球ファン同士無言で共感しあう。
だが文字であるが故に、ときにその表現が脳裏に焼き付いてしまうこともある。
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source : 週刊文春 2024年4月25日号