「角会長は辞めろ!」。怒号が飛び交う株主総会を乗り切った宝塚。だが、現役の星組生が明かす。「労働時間は前より長くなった。上級生のパワハラ指導は今も続いています」――。
「有愛さんのことがあって、やっと宝塚は改善されるんだと希望を持っていました。でも現状は一向に改善されません。今でも過重労働や上級生からのパワハラがある中で働いています……」
小誌の取材に声を震わせるのは、星組の現役タカラジェンヌAさん。昨年9月に亡くなった宙組の有愛きい(享年25)の事件以後、宝塚歌劇団で進められた「労働改革」が空回りしている現状を告発した――。
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source : 週刊文春 2024年6月27日号