人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
先日、仕方なくひとりSMを試みた。すなわち、僕がSとMの二役を演じたわけである。
“そろそろもよおしてきたんじゃないのか? 我慢することはない。ここで漏していいんだぞ”
“は、恥ずかしいです……”
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source : 週刊文春 2024年7月18日号