「嫌がる私を力ずくで抑え込むと、避妊具も付けずに無理やり挿入してきました。もちろん“本番”は禁止されています。行為が終わると『これ、チップな』と言って1万円をぶっきらぼうに渡してきた。人を人とも思わない態度で、本当にショックを受けました」
昨年末、新井浩文容疑者の自宅マンションに呼ばれた時のことを、デリヘル嬢のA子さんはそう振り返る。警視庁の内偵捜査が佳境に差し掛かる中、新井は“犯行現場”で再び蛮行に及んでいたのだ――。
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新井が強制性交の疑いで逮捕されたのは、それから約2カ月後の2月1日。社会部記者が解説する。
「昨年7月1日の深夜2時、自宅で派遣マッサージ店に勤務する30代前半の女性セラピストの頭を押さえつけるなどした上、性的暴行を加えました。この店は風俗店ではなく、女性は新井からの指名は初めてだった。調べに『好みのタイプだった。性的な行為はしたが、無理やりだったかよく覚えていない』などと容疑を一部否認しています」
映画「GO」(01年)でデビューした新井は、北野武監督の映画「アウトレイジ ビヨンド」(12年)で脚光を浴びる。一方、私生活では女優の池脇千鶴(37)や、16歳年下の二階堂ふみ(24)、夏帆(27)らと浮名を流してきた。公私ともに順風満帆に見えた反面、その性欲は歪んだ形で暴発していた。
「新井さんは20代前半の素人女性を売りにするデリヘルを頻繁に利用していました。『カサイ』と名乗り、いつも『若くて素人っぽい新人を付けてくれ』と要求していた。“本番強要”の常習犯なので、多くの女の子が“NG”に指定していました」(風俗関係者)
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source : 週刊文春 2019年2月14日号