3年前に開かれた東京五輪。だが、祭典が開かれる前には開会式のセレモニーをめぐる“炎上騒動”が、そして閉会後には汚職問題が日本を揺るがせることになった。騒動や疑惑の当事者たちは、その後何を語ったのか。「週刊文春」が報じた当事者へのインタビューなどを振り返る。

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《開会式》「死んでしまう…」小山田圭吾(55)が今だから明かす“炎上中”に考えたこと|パリ五輪は燃えているか?

 

 3年前の7月23日に行われた東京オリンピックの開会式。世界的セレモニーを自分が作ったサウンドで彩るはずだった男は、開会式のわずか一週間前に、掴みかけた栄光の座を失うことになった。

 

「僕が東京五輪の演出チームのメンバーであることが発表されたのが7月14日。“炎上”が始まったのはその直後でした」

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最後のアンチヒーロー|バブル兄弟 高橋治之と高橋治則 最終回

 

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた大会組織委員会の元理事、高橋治之氏。治之氏の弟・高橋治則氏も、バブル時代に“環太平洋のリゾート王”と呼ばれるほどの栄光を掴みながらも、東京地検特捜部によって逮捕された人物だった。

 

 二度と現れない「バブル兄弟」とは何者だったのか――。ノンフィクションライターの西﨑伸彦氏が緻密な取材で二人の実像を描き出した、ついに最終回を迎えた全29回の巨弾連載。(連載第1回はこちらからお読みいただけます)

 

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《高橋治之氏独占インタビュー完全版》東京五輪の“闇”すべてを明かした!「森喜朗さん、法廷に出てきて本当のことを言ってください」

 

「五輪は後で事件になるから」と招致の手伝いを 固辞した僕に安倍さんは「迷惑はかけない。 絶対に保証する」と約束した。なのに、事実に反した森さんの供述で、僕は逮捕されてしまった。 実は業者から「森さんに、いくら渡せばよいか」と聞かれ、僕はこう告げていました――。

 

 事件発覚後、初めて公式な取材を受けた高橋氏へのインタビューの完全版。

 

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《五輪汚職で勾留226日》角川歴彦(80)「僕は人質司法で国を訴える」

 

 東京五輪をめぐる汚職事件で逮捕された角川歴彦氏。保釈から1年2カ月後に起こしたのは前代未聞の公共訴訟だった。「残りの人生を賭けて僕は闘う」。独居房の孤独、弁護団との出会い、裁判の真の目的……全てを明かした。

 

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《「7つのゼロ」未達成より重要な真実》小池百合子都知事の8年を完全検証する!

 

 都知事選で3選を果たした小池氏。2期目の最大のイベントは、翌21年に延期された東京五輪だった。だが、都庁担当記者はこう語る。「都が負担する五輪関連費用は、当初見通しの倍近い約5965億円まで膨れ上がりました」

 

 彼女が舵取りしてきた都政の内実とは、どのようなものだったのか。

 

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source : 週刊文春