「新しい物語を書いてくれぬか」

 

 惹かれあい、子をなしながらも、結ばれることはない。だが、自身の一言で女は「源氏物語」の執筆を始め、人生を変えてゆく――。

 

 まひろ(吉高由里子)との関係を切なくも美しく演じているのが、藤原道長役の柄本(たすく)(37)だ。

撮影現場で台詞を変えることも

「物語の序盤では頼りない藤原家の3男坊という役どころでした。ところが兄たちが相次いで没し、左大臣として権力を握ることに。権力者になるにつれ、偉そうにノシノシ歩くなど、歩き方や声の出し方まで変える細かな演技を見せています。道長といえば『この世をば わが世とぞ思ふ望月の……』という歌が有名ですが、今後の放送ではこの歌を詠むシーンも出てきますよ」(NHK関係者)

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 3

  • 1

source : 週刊文春 2024年9月5日号