座右に置くべき「優れた教科書」｜江森敬治《悠仁さまご成年「私はこう考える」》

　秋篠宮の貴重な肉声を記録した「秋篠宮」（2022年、小学館）などの著書がある、ジャーナリストの江森敬(けい)治(じ)氏（67）。秋篠宮と30年以上にわたり交流を重ねてきた人物だ。

　その江森氏は、悠仁さまの今後をどう考え、何を望むのか。率直な思いを綴った。

「『帝王教育』の優れた教科書は何ですか？」

　もし、こう尋ねられたとしよう。私は迷うことなく、上皇さまが2016年8月8日、発表した「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」を勧める。「全身全霊をもって象徴の務めを果たして」きた上皇さまの魂のこもった告白を、是非、悠仁さまにもじっくり味わっていただきたいと思う。

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source : 週刊文春 2024年9月12日号

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悠仁さまご成年「私はこう考える」