文春オンライン

LINEカードはお得? まだ現金を使っている人のための「おすすめカード7選」

キャッシュレス新時代 消費税引き上げ前にカードを見直そう

2019/03/20
note

 また、これから新たにクレジットカードを作る場合は還元率だけではなく、ポイント交換のしやすさを確認しましょう。せっかくマイレージを貯めたのに繁忙期には予約ができないなんてことはよくあります。ポイントと交換できる商品の中に、欲しいものが見つからない場合もあるでしょう。

 そんな人は、キャッシュバックを受けることができるクレジットカードを選ぶのも手です。100円分の代金をクレジットカードで支払ったら、99円で請求が来るなど、実質値引きをしてくれるクレジットカードもあります。シンガポールのクレジットカードはこのスタイルが主で、利用額の1.5%から5%が値引きされます。カード運営会社からすれば、商品発送などと比べて手間がかからない分高還元にできるのでしょう。

©iStock.com

年会費の元は取れている?

 クレジットカードを整理する際には、年会費の元が取れているのかを確認しましょう。ステータスカードが好きな人もいますが、お金に強い人はステータスよりも実利を取る傾向があります。できれば年会費無料のクレジットカードを選びましょう。年会費が必要な場合も、年間の使用額によって会費が無料になるカードもあります。年会費が十数万円かかるステータスカードはサービスを受けている量や質とコストを天秤にかけて考えてみましょう。クレジットカードの年会費は大きな固定費になるからです。

ADVERTISEMENT

©iStock.com

 また、そのカードにデメリットはないか確認をしましょう。例えば、初期設定がリボ払いになっている「ミニマムペイメント方式」のクレジットカードなどには注意が必要です。リボ払いと理解していればよいですが、一括だと思っていたらそうではなかったという場合もあるようです。