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「“街ディス”は下の句から考えます」納言・薄幸が考える「男女コンビ、女がネタを書く意味」

「“街ディス”は下の句から考えます」納言・薄幸が考える「男女コンビ、女がネタを書く意味」

納言・薄幸さんインタビュー#2

2020/12/06

genre : エンタメ, 芸能

note

「ただ笑っときゃいいんだよ」って思う

――本当の「薄幸」はどんな人ですか。

 自分ではテレビだから作ってるってところはないと思うんですけどね。でも、ちゃんとあいさつできるし。「あいさつできるんだ。ほんとはいい子じゃん」とかよく言われるんですけど、いやいや、あいさつはするでしょ、っていう(笑)。普通ですよ。社会人なんで。

――この特集のインタビューでモリマンのモリ夫さんが、テレビの中の自分のキャラクターを私生活まで引っ張られるストレスがすごかったと話されてました。テレビのいじりを一般の人がしてくるストレス。

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 ああ、それはそうですね。昨日の件で、今日からメガネかけて歩こうと思いましたもん。

――お1人だったんですか? 

 その時は1人でコンビニ行ってたんですよ。

――女性だから……というのもあるかもしれないですね。

 なめられてるんですよね、きっと。女だから言っていいと思ってるのかもしれない。

――私は今日初めてお会いして、お酒毎日飲まれて、仕事でも飲んでいるのに、全然むくみが出てないし肌もきれいですごいなと思ってました。

 肌きれいなんですよ。何もしなくても割と大丈夫で。でもやっぱり年齢とともに太りますし、それこそビールも1杯でお腹いっぱいになっちゃうようになったし。

 

――「かわいい」とか「きれい」とか言われることに対してはどうですか?

 ああ、でもバカにされてるんだなと思います。きれいなファンの女の人に「かわいい」とか言われるのは、ブルドッグをかわいいって言ってるのとあれ同じ感覚なので。

――容姿のことをわざわざ言わんでいいわ、みたいな感じ。

 そうですね。ただ笑っときゃいいんだよって思いますけど。

写真=深野未季/文藝春秋

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