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甲子園で一番“デカい”選手&学校ランキング発表! 体重1位は大谷翔平の後輩・佐々木麟太郎の113kg、BMIは驚きの33超え 学校別1位は?

2023/08/07
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個人別 体重が重い選手トップ10

113kg 佐々木麟太郎(内野手 / 3年生)岩手・花巻東
110kg 佐倉俠史朗(内野手 / 3年生)福岡・九州国際大付
96kg 斎藤崚雅(内野手 / 3年生)宮崎・宮崎学園
95kg 青山輝市(投手 / 2年生)奈良・智弁学園
95kg 田中聖人(内野手 / 3年生)北北海道・クラーク国際
94kg 仲田侑仁(内野手 / 3年生)沖縄・沖縄尚学
94kg 熊谷陽輝(投手 / 3年生)南北海道・北海
93kg 桜井温大(投手 / 3年生)岐阜・大垣日大
92kg 真鍋慧(内野手 / 3年生)広島・広陵
92kg 下山健太(内野手 / 3年生)宮城・仙台育英

 超高校級スラッガーと話題の花巻東、佐々木麟太郎が113kgでトップ。佐々木は少し前まで117kgと発表されていたが、少し絞り込んだか。

2年春の佐々木麟太郎。かなりの貫禄を感じる ©時事通信社

「力士体形」で成功する選手が増加中?

 プロ野球の日本人最高体重は井上晴哉(ロッテ)と渡部健人(西武)の115kgだから、すでにプロ並みの体格と言える。

 かつてプロ野球は「均整のとれたアスリート体形」の選手が有望と言われたが、近年は上記の井上や渡部以外にも西武の中村剛也など「力士体形」で実績を挙げる選手が出てきている。佐々木はすでに圧倒的なパワーで注目されているが、大いに期待できるだろう。

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 体重2位の佐倉俠史朗も高校1年からベンチ入りして活躍するスラッガー。こちらは1年前は101kgで、ただいま増量中だ。

 全体を見渡すと、北海道や東北、九州や沖縄の選手が多いのが目を引く。

個人別 体重が軽い選手トップ10

​52kg 藤島凰聖(外野手 / 3年生)長崎・創成館
55kg 勝見京一郎(外野手 / 3年生)長崎・創成館
55kg 藤原銀星(投手 / 3年生)香川・英明
55kg 小川一輝(内野手 / 3年生)熊本・東海大熊本星翔
56kg 中村怜士朗(内野手 / 3年生)長崎・創成館
56kg 芝陸斗(内野手 / 1年生)新潟・東京学館新潟
56kg 小林誓悟(3年生)長野・上田西
57kg 満川脩(1年生)宮崎・宮崎学園
57kg 大舘太陽(内野手 / 2年生)島根・立正大淞南
57kg 岩下速人(3年生)宮崎・宮崎学園
57kg 片平結絆(内野手 / 3年生)長野・上田西
57kg 下川優(内野手 / 3年生)長崎・創成館

 個人では、高校3年生男子の平均体重61.2kgより軽い選手も数多くいる。軽量級の選手は、俊足巧打タイプが多い。

 目立つのは長崎代表の創成館の選手が1位、2位、5位、8位と4人入っていること。このチームはエンドラン、盗塁、バントなどを積極的に仕掛ける「手数野球」で勝ち抜いてきた。チーム特性を生かした戦略だと言えよう。

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