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勢力を拡大する菅氏への警戒

 勢力を拡大する菅氏に、安倍首相周辺は警戒感を強めている。今井尚哉首相秘書官はその筆頭だ。統計不正問題の中間報告がずさんな内容で批判され、再提出に追い込まれた際には「総理や私がダボス会議で日本不在の間に、菅さんが急がせたからだ」と批判。

 杉田和博官房副長官も同様だ。先日、首相や菅氏らとの打ち合わせの際、「総理は字が綺麗ですから、発表する元号の揮毫は自らされたらどうですか」と提案。首相は「プロに任せましょう」と断ったが、政治部記者は「小渕恵三官房長官は『平成』発表で知名度が高まり、その後首相に登り詰めた。杉田氏は菅氏がこれ以上力を持つのが嫌なのでしょう」と語る。

 そんな菅氏を支える中核は、無派閥の若手議員十数人で作る「ガネーシャの会」。ガネーシャはインドの現世利益をもたらす神だ。ポスト安倍候補の体たらくが続けば、現世利益にありつこうと菅氏に近づく勢力は、さらに増えそうだ。

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