1ページ目から読む
2/2ページ目
「小室家の借金騒動はあまりにもタイミングが悪い」
宮内庁関係者が言葉を継ぐ。
「女性皇族が結婚後も皇室に残るという議論をするには、小室家の借金騒動はあまりにもタイミングが悪い。結婚して皇族になるかもしれない男性としての資質が国民から問われるからです」
問題はそれだけではない。
「そもそも女性宮家の問題は、上皇陛下が初孫の眞子さま(内親王)に、秋篠宮家の長男・悠仁さまの姉として、弟を皇室の中で支えてほしいという思いから創設を希望されたことに始まると言われています。その上皇陛下が眞子さまのご結婚をお認めになったということは、一旦は眞子さまが皇室に残られることを上皇陛下が諦められたことを意味します。そのご結婚が宙に浮いてしまった。今更、皇室に残ってほしいともおっしゃれない上皇陛下の困惑は、察するに余りあります」(前出・宮内庁関係者)
皇族の減少は喫緊の課題であることは間違いない。結婚による皇籍離脱があれば、皇族の人数は今後、さらに減少する。「世界最古の王室」とも呼ばれる我が国の皇室の存亡は、運に任せるしかないのだろうか。