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チケット争奪戦に必須! 「自動リダイアルアプリ」

 次に紹介するのは、特定の電話番号に対し、相手が出るまで自動でリダイヤルを行うアプリです。

 iPhoneアプリでは、手動でしかリダイヤルを行えませんが、Androidではこうした専用アプリを使うことで、回線がつながるまでリダイヤルを自動的に実行します。ファックスのリダイヤル機能の電話バージョンと考えるとわかりやすいでしょう。

電話番号とリダイヤル回数、かけ直すまでの時間を設定してリダイヤルを行ないます。「Auto Redial」の例

 これにより、電話でしか受け付けないチケット購入や店舗予約の争奪戦で俄然有利になるほか、時間指定でダイヤルできる機能を併用すれば、モーニングコールを頼まれた時にも重宝します。アプリにもよりますが、繰り返しの回数やリダイヤルの間隔も指定できますので、ニーズに合った設定が可能です。

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相手につながるまで、指定した回数だけ自動でリダイヤルが行われます

1つの「ツインアプリ」で”スマホ2台持ち”が可能に!? 

 Androidでは「ツインアプリ」や「クローンアプリ」と呼ばれる機能を使うことで、1台のスマホで同じアプリを複数使うことができます。

 この機能を使えば、例えばFacebookや電子書籍のアプリを2つ作成し、異なるアカウントで併用したり、ゲームを複数のアカウントでプレイすることが可能になるというわけです(言うまでもありませんが、アプリおよびサービスの利用規約に違反しないことが前提です)。

指定したアプリを複製し、同時に2つのアカウントで利用できるようにします。これは「Multiple Accounts」の例 

 なお機種によっては、アプリをインストールしなくとも、スマホ自体がこうした機能をサポートしている場合があります。仕事とプライベートで複数のスマホを持ち歩いている場合も、この機能をサポートしたスマホならば1台に集約できるため人気が高く、この機能が備わっていることを条件にスマホを選ぶ人もいるほどです。詳しくは以前の記事(1台のスマホで2つのSNSアカウントを同時使用、「ツインアプリ」って何?)で紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。

アプリによっては混同を避けるためにアイコンのデザインや名前が変更されます。これは「Parallel Space」の例