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「私もピッチャーやったことありますから」

――張本氏が監督だったらどんな選択を?

「いろんな方法がありましたよ。彼を先発させて『みんな点をとってやれよ。そして甲子園へ行こうじゃないか』と声を掛けてね。3〜5回までに点を取って、次のピッチャーにバトンタッチ。それで負けたらしょうがない、勝負だから。あれを耐え抜かなきゃ大投手になれませんよ。

大船渡・佐々木朗希投手 ©共同通信社

 私もピッチャーやったことありますから、わかります。あの苦しいところで投げさせたら、将来、本人のプラスになるんですよ。選手はそれを乗り越えて、人並み優れたピッチャーにならなきゃ。彼が投げても負けたかもしれないよ。それでも彼に試練を与えることが、野球を辞めても彼の人生のプラスになるじゃないの。人生の90%は苦しいことのほうが多いじゃない。あのときの苦しみを考えれば、こんな苦しみ、屁でもないというような気持にもなるんですよ。どんなであっても、彼には出してほしかった」

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