「ウルトラマン」は老若男女から幅広く支持されている国民的ヒーロー。ですが、そんな「ウルトラマン」が意外な一面を見せた作品がありました。
「ウルトラマンで『スター・ウォーズ』や『荒野の七人』をやりたかったんです」と、インタビューで語るかたおか徹治先生(@wonder_52)。先生が描いた、当時の子供たちを驚愕させたエピソードとは一体……?
暗黒勢力が全宇宙で暴威をふるい、滅亡の危機に瀕していたウルトラの国。ウルトラの父は、宇宙に散った4人の戦士――「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「新ウルトラマン」「ウルトラマンエース」を呼び戻し、最後の決戦に挑むことを決意します。
ウルトラの父の指示で、戦士を探す旅に出たゾフィーは、早速「ウルトラマン」と合流。しかし問題は「新ウルトラマン」。なんと彼は、治安の悪い「宇宙酒場」に頻繁に出入りしていたのです。
2人が説得しても「どうせおれはだめなウルトラ族さ!」と不貞腐れる新ウルトラマン。すると、店内で騒ぎが。悪党が乱闘の末に、子供を人質にとってしまいます。その様子を見て、過去を思い出す新ウルトラマン。彼は以前、敵を攻撃しようとして、間違って子供を傷つけたトラウマを抱えていました。