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文議長案は「記憶・和解・未来財団法案」として、12月中旬までに国会で発議される予定だという。
誰も“熱いジャガイモ”に触りたくない
前出の記者はこんなことも言っていた。
「(韓国)政府側は途中で頓挫するだろうと冷ややかな雰囲気です。慰安婦問題での経験がありますから、被害者が反発する中、誰がこの“熱いジャガイモ(手に余る、厄介な難問)”に触ろうと思うでしょう。慰安婦合意に携わった政府関係者はみな左遷されていますし。
青瓦台はすでに文議長と法案について意見交換したともいわれますが、被害者の反発が膨らんでもそれを押し切って動くでしょうか」
ただ、徴用工訴訟で被告となっている日本企業の資産の現金化については韓国でも避けたい雰囲気で、文議長案は「もっとも現実的」という声もある。
“熱いジャガイモ“はそのまま焦げついてしまうのだろうか。