『五体不満足』で障害者のイメージを一新させ、抜群の好感度で活躍の場を広げていた矢先、不倫スキャンダルで多くのものを失った乙武洋匡さん。
5年ほど前からメディアに登場し、国家の安全保障、政局からジェンダー問題まで、深い知識と洞察、ぶれない姿勢で知識人としての地歩を築いた三浦瑠麗さん。
乙武さんは謹慎、海外生活を経て、再び表舞台に戻って来ることを選んだ。
三浦さんは自伝的作品『孤独の意味も、女であることの味わいも』を上梓し、孤独やいじめ、10代で受けた性暴力のことなど、さまざまな困難を乗り越えてきた半生を明らかにした。
バックグラウンドこそ全く違うが、炎上をおそれることなく発言をつづけ、世間の価値観を揺さぶり、人々の行く先を照らそうとしている注目の2人が、2019年12月18日に対談本『それでも、逃げない』(文春新書)を刊行した。
それぞれに聞き手となる形で、幼少期からの歩みを振り返り、いじめ、孤立、セクハラ、男女格差、同調圧力、炎上――現代人の誰もが経験する困難に直面しながらも前に進み続けるふたりの人生観がぶつかりあう構成。恋愛や仕事、家族、さまざまな場面での「生きづらさ」を抱えて生きる人々へのみちしるべとなるような、そんな刺激的な一冊となった。
本書の刊行を記念して、二人が再び、ガチンコトークライブを繰り広げることとなった。
「私はどうしても集団生活に馴染むことができなかった。器用に生き抜く術を知らないんです」(三浦氏)
「僕はずっと、『行儀のいい乙武さん』を演じてきた部分があるんです」(乙武氏)
生きていれば、失敗もするし、ときには孤独にもなる。SNS時代、炎上してもくじけないでどう生きていけばいいのか――。三浦、乙武両氏の人生に触れる絶好の機会となるだろう。
イベントチケットは以下で、12月21日から販売を開始する。
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三浦瑠麗×乙武洋匡「失敗、孤独、炎上、そして人生の意味について」
日時:2020年1月28日19:00開演
場所:文藝春秋西館地下ホール
料金:3300円[税込]
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