いずれにしても独特ではある

 演歌界の大御所・細川たかし(66)がバラエティー番組の人気者になっている。

「コブシの効いた正統派の演歌歌手ですが、話をすれば『モノマネする奴は泥棒』と言うなど、ざっくばらんでユーモアのある人。最近は自身への『カツラ疑惑』についてのトークで面白さが倍増している」(放送記者)

 細川の髪型に注目が集まり出したのは、昨年秋ごろ。

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「昔から細川は“強風下で服は乱れても髪の毛は1本も乱れない”と言われ、カツラ疑惑はありました。それがさらに、もみあげやサイドなどを刈上げたあまりに独特な髪型に変えたことで疑惑は増した。昨年9月、『徹子の部屋』に出演した際はカツラ疑惑について『言われていることは気にしていない』と受け流した。しかし、風評は広がる一方で、自ら弁明に乗り出すことになった」(音楽関係者)

『徹子の部屋』から約10日後、細川がカツラ疑惑を否定する舞台として選んだのは北海道・増毛(ましけ)町だった。

「“ぞうもう”とも読め、新曲に町の名前が登場することで、カツラ疑惑否定会見と新曲キャンペーンが行われました。『僕は昔から1回のセットでスプレー1本使い切るほどガチガチに固めていた』と説明。年をとりもみあげやサイドが白髪になり、染めるのは嫌なので刈り上げて今の髪型になったそうです」(スポーツ紙記者)

 カツラ疑惑を噂される芸能人は少なくないが、自らわざわざ否定する人は珍しい。続々とテレビ界が飛びついた。

「昨年暮れの『ミヤネ屋』(日テレ系)では小型カメラで頭を撮り『地肌から生えています』と確認させ、念のために髪の毛を引っ張らせた。芸人ならともかく歌手でここまでさせる人はいない。最近もダウンタウンや中居正広の番組に出演し、独特の髪型が疑惑を生むことを指摘されると、『フサフサした髪が嫌い。A型だからきちんとした性格』と説明して爆笑を買っていた。今やバラエティーの貴重なゲストです」(芸能デスク)

 結局、カツラ疑惑の真偽のほどはどうなのか。

「たしかに、もしカツラなら『今どき、もっと自然なものがあるだろう』という指摘はあります。ただ、今の髪型を続けている間はモヤモヤが残り続けるでしょう」(同前)

 男はヅラいよ。