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「ボーナスは諦めてます」 国際線CAが告白した“飛行機とコロナ”の不安

2020/03/22
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――その他に大きな変化はありましたか?

畠山 自宅スタンバイが増えた以外にも、新型コロナの影響で異例続きなんです。フライトがある日は業務中のマスクなどの着用が義務付けられたり、感染拡大を防ぐために従来の通りの形での飲み物と食事のサーブがなくなったりしています。

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感染拡大するヨーロッパへのフライトも

――フライトが減ったとはいえ、ゼロではないんですね。

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畠山 はい。フライトがあれば例えばヨーロッパなどにも行きます。最近では、仕事でイギリスに行きました。不特定多数の方と接する機会といえるフライトなどの仕事中は、「感染リスクが高い環境なのかもしれない」という不安がどうしてもありますね。

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――3月9日には、日本航空(JAL)のCAが新型コロナに感染していることが分かったという報道がありました。

畠山 正直「本当に1人だけなの?」と思います。同僚ともそういう話をしました。

 ANAも減便の影響で約5000人のCAを一時的に休業させるというニュースを聞いて、学生時代の友人でANAで働いている子に連絡したら「私も全然わからなくて。どうしよう」と話していましたね。

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 最後に畠山さんは、「自宅スタンバイが多いと考え方がネガティブになっちゃうから早く普通に働きたいです」と憔悴した様子で語っていた。

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