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「東京五輪放射能キャンペーン」は根が深い

 韓国の「東京五輪放射能キャンペーン」は、実は根が深い。東京五輪を控える日本ではほとんど報道されてこなかったが、昨年夏以来、さまざまな形で韓国与党、「共に民主党」の「日本経済侵略対策特別委員会」や韓国国会の文化体育観光委員会が主体となって繰り広げていた。東京五輪に放射能汚染をからめ、まさに反日キャンペーンを張っていたのだ。

 もちろん、韓国国民の多くがそのキャンペーンに賛同していたわけではない。

韓国国旗を振る大韓体育会の李会長 ©時事通信社

 李相哲教授はこう指摘する。

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「いま日韓関係は最悪かもしれませんが、それはあくまで政府レベルでのこと。選手や応援する人々のレベルでは、日本人と韓国人がともに盛り上がって仲良くなるチャンスです。たとえ、韓国選手団が選手村の食事をボイコットしたとしても、日本側としては韓国の政治的なアピールに過ぎないと冷静に捉えるべきだと思います(在日本大韓体育会は、「文藝春秋」の取材に対し、『韓国選手団は、基本的に選手村で食事をします。韓国国内に放射能汚染を懸念する世論があるため、ホテルの厨房とダイニングを確保したまでです』と回答した)」

出典:「文藝春秋」4月号

 4月の総選挙を前に、文在寅政権が展開してきた「東京五輪放射能キャンペーン」。その実態と背景については、「文藝春秋」4月号および「文藝春秋 電子版」の李教授の記事をお読みいただきたい。

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文藝春秋

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韓国の卑劣な「東京五輪放射能キャンペーン」