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『あー夏休み』から30年 「“再ブレイク枠”広瀬香美の次はTUBEでしょ?」な2020年夏

『あー夏休み』から30年 「“再ブレイク枠”広瀬香美の次はTUBEでしょ?」な2020年夏

2020/08/07

 2000年以降になると、さらに「恋の経験は数より質・一途化」が進んでいく。浜崎あゆみは「これが最後の恋であるように」(『M』)と歌い、宇多田ヒカルは「誓うことは これが最後のHeart break」(『SAKURAドロップス』)と歌い、ラブソングはどんどん真面目に、ガラスのように繊細で美しくなっていった。今もその傾向は続いている。

 だからこそ、TUBEや広瀬香美が描いた「欲望に素直で、消費を楽しむネアカな世界観」を振り返り聴くと、90年代前半の好景気、SNSやネットがなかった頃の、根拠を必要としないオープンマインドに、懐かしさと羨ましさを感じてしまうのである。

「TUBE夏うたメドレー体操」とは? 今夏こそTUBEだ!

 さて、繰り返すがTUBEは今年でデビュー35周年。6月24日には『35年で35曲 “夏と恋”~夏の数だけ恋したけど~』、7月8日には『日本の夏からこんにちは』とアルバムリリースが続いている。再生を押してすぐ「助かります!」と呟いてしまうほど、期待を裏切らない。全力で「夏はTUBE」を証明している。

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1989年のライブ写真。左からギター・春畑、ベース・角野秀行、ボーカル・前田(ドラムの松本玲二を含めTUBEは4人組)

 もうひとつ私がおすすめしたいのは、TUBE Official YouTube Channel でアップしている「TUBE夏うたメドレー体操」。5月8日に公開されてから、20万回以上再生されているが、その人気、やってみてよく分かった。TUBEのノリの良いメロディが、飽き性を強制的に克服させてくれるのだ。8分余り踊るので結構大変だが、お手本の前田亘輝自身がヘロヘロなので、ああ、キツいのは私だけじゃないんだと安心して続けられる。しかも、疲れて離脱しかける7分前あたりで、『あー夏休み』のイントロがかかるのも素晴らしい仕掛け。体が勝手にサンバのステップを踏み、最後まで出来てしまう。なかなか自分に合ったおうちトレーニングが見つからないという方、ぜひお試しいただきたい。

 どう生きていくか、否が応でも考えなければならない2020年の夏。ときには難しいことは横に置いて、気持ちを軽くしたい。外を見れば太陽は眩しいし。

 ということで、今こそTUBEを聴こう。脳内にビーチを映し出し、あのサビを一緒に叫んでリフレッシュしようではないか。せーの!

「あー夏休み!!」

あー夏休み(1990年)
『あー夏休み』から30年 「“再ブレイク枠”広瀬香美の次はTUBEでしょ?」な2020年夏

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