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 それでも、2人は「オスカー所属女優」のまま、CM出演などで、「存在感」を示し続けていた。そして、事務所の危機が伝えられる中、上戸はTBS系「半沢直樹」で約5年ぶりに連続ドラマ出演を果たした。

 武井咲は今冬放送予定のテレビ朝日系ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」で約3年ぶりにドラマに復帰することが発表された。ともに美しさは健在で、CM出演のオファーも相次いでいるという。崩壊の危機にある「美の総合商社」にとっては、まさに「救いの神」に位置付けられている。

「特例」で結婚した武井咲 ©️getty

新たな「国民的女優」を育てることが急務だが……

 もっとも、2人は今後も「家庭優先」のスタンスを続けるという。つまり、フル稼働はできないわけで、オスカーとしては、新たな「国民的女優」を育てることが急務になっている。候補としては、小芝風花、高橋ひかるの名が挙がっているが、古賀会長はこのまま隠居する方向であり、業界内での見方は極めて厳しい。

「いくらタレントが成長して輝いていても、優れたマネジメント力がないと、ドラマや映画で主演を続けて、多くのCMに出演することはできません。そういう意味では、剛腕の古賀会長が引退されたら、上戸さん、武井さんの域に届くような女優が育つことは難しいと思います」(民放キー局関係者)

 オスカーに限らず、他の大手事務所も抱えている後継者問題……。コロナ禍で存続が危うくなる事務所も出てくる中、オスカーのタレント、社員は、今後も身の振り方を考えていくことになるだろう。

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