新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――。「生活保護」のリアルに迫る青春群像劇『健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ著)1巻より第2話をお届けする。
『健康で文化的な最低限度の生活』(柏木ハルコ著)は、2014年「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載開始して、現在第9巻まで刊行されている。新人ケースワーカー・義経えみるを主人公に、様々な生活保護にまつわるテーマを扱っているが、「アルコール依存症編」「子どもの貧困編」に続いて、現在「貧困ビジネス編」を連載中。