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シンガポールの国名に由来する動物とは?
正解は「ライオン」でした。
マレー半島の南端にマラッカ王国を起こしたバラメスワラが、ライオンに似た動物を見たことから「シンガプラ」(獅子の町)と名付けたとされています。これはおそらく、新しい町に名前をつける際、縁起の良い動物を選んで、後から伝承を作ったのでしょう。
ちなみに、観光名所となっているマーライオン像は、そのときのライオンを模しているとのことです。
その後、イギリス人がこの地域で勢力を伸ばすなか、1819年にイギリス人のトーマス・ラッフルズがシンガプラを買い取って、シンガポールとしました。そして、イギリスの東インド会社がマレー半島を支配下におき、1867年にはイギリス直轄の「海峡植民地」となりました。
コロニアル様式で有名なラッフルズ・ホテルは、シンガポールの創設者であるトーマスに由来します。