「お気持ちの発表はあろうかと思う」
「秋篠宮さまが事実上の『皇太弟』に当たる皇位継承順位第1位の皇嗣となられたことを内外に宣明する『立皇嗣の礼』の関連行事である秋篠宮ご夫妻の伊勢神宮などへのご参拝が当面見送られることが決まりました。これは、ご夫妻の長女・眞子さまが小室圭さんとのご結婚延期問題について『何らかのこと』を発表する日程が、越年となったことを意味しているのではないでしょうか」
宮内庁関係者は、こう語る。眞子さまは10月23日、29歳の誕生日を迎えられたが、秋篠宮家を支える皇嗣職のトップである加地隆治皇嗣職大夫はこう述べた。
「結婚に関する眞子さまのお気持ちの発表はあろうかと思うが、時期はわからない」
ここで改めて「何らかの結婚に関するお気持ちの発表」に関する経緯を簡単におさらいする。
今年2月に何も発表されなかった眞子さま
まず、秋篠宮さまは2019年11月の誕生日会見で眞子さまのご結婚問題について、こう述べられた。
「次の2月で(結婚延期の発表から)2年たつわけですね。やはりその、昨(2018)年の2月に(眞子さまは)今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております」
だが、眞子さまは今年の2月に何も発表をされなかった。この点について、加地皇嗣職大夫は当時、「行事を考慮に入れて考えられるのでは」と述べ、立皇嗣の礼とその関連行事が滞りなく終了した後ではないかとの考えを示していた。
「4月から5月にかけて予定されていた立皇嗣の礼とその関連行事は、新型コロナウイルスの影響で延期になりました。ただ、立皇嗣の礼が11月8日に執り行われることが決まったことで、年内には眞子さまから発表があるのではないかといった観測記事がインターネットや雑誌で散見されるようになりました。