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30歳になられる来年は皇位継承問題も「節目」
立皇嗣の礼が終われば、安定的な皇位継承に向けた検討が始まることになる。女性宮家創設の是非はどうか。女性天皇は認めるべきか。母親しか天皇の血統を引いていない女系天皇は認めるべきか。女性の天皇が認められた場合、優先されるのは男性皇族である秋篠宮家の長男・悠仁さまか、天皇家の長子である愛子さまか。問題は山積している。
「眞子さまと小室さんのご結婚は、国民の共感を得ているとは言い難い状況にあります。そのためにSNSなどでは秋篠宮家を批判する意見も数多く見られ、宮家全体を苦境に追い込んでいます。眞子さまのご結婚問題の行方は、安定的な皇位継承に向けた検討にも少なからず影響を与えるはずです。眞子さまが30歳を迎えられる来年は、安定的な皇位継承の問題にとっても、大きな節目となるのではないでしょうか」(同前)
来年、コロナ禍がどうなっているのかはまだまだ不透明だ。ワクチン開発は本当に成功するのか。ヨーロッパで感染が再拡大している現状を踏まえると、感染死者が多いヨーロッパ諸国から選手や競技関係者、観客らを日本に招いて東京オリンピックが本当に実施できるのか。何も見通せない。ただ、「世界最古の王室」とも言われる伝統ある日本の皇室にとって、来年が大きなターニングポイントとなる可能性は、決して小さくないようだ。