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靴下変化試合の前半と後半の鈴木の成績を比較してみた

 たとえば試合前半で何か嫌な流れがあり、後半で気分を変えようと変化させているのかも知れない。そこで確認できた靴下変化試合の、試合前半と後半の鈴木の成績を比較してみよう(靴下変化のタイミングを5回終了時とみなす)。すると

2017年8月19日 対ヤクルト戦
 右飛(2回)三振(4回)/見三振(6回)投ゴロ(8回)

2019年8月4日 対阪神戦
 左安(1回)左安(2回)四球(4回)/四球(6回)右飛(8回)

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2020年7月17日 対ヤクルト戦
 中安(1回)中安(3回)敬遠(4回)/中安(6回)遊ゴロ(8回)

2021年4月9日 対巨人戦
 左本(1回)見三振(3回)/見三振(6回)四球(8回)

 となっており、

靴下時打率 .625
非靴下時打率 .167

 と、圧倒的に前半の方が打率が高い。前半の良い靴下の流れをそのまま後半まで持って行った方が良いように思うが、なぜ鈴木は途中で靴下を見えなくさせてしまうのだろうか。色々と考えてみた結果、「ズボンごと穿き替えているのでは」という仮説に至った。

 そもそもオールドスタイルをする際のズボンは、股下が短くつくられている。試合前の練習時にストレートのズボンを無理やり靴下に突っ込んで、「なんちゃってオールドスタイル」にする選手もよく見られるが、その際の靴下は見事なまでにボッコボコである。

 対して鈴木の靴下姿はスッキリとしており、長いズボンを中で折り返している様子も見えないことから、試合開始時にはオールドスタイル用の短いズボンを着用しているのだろう。そして恐らく、穿き替え用のズボンが長いストレートなのだ。

 ファンの側からすれば常時靴下姿を見たい気もするが、気まぐれだからこそ効果があり、また希少価値も高まるのかも知れない。これからも鈴木の靴下が見られるのはいつか、あるいは試合中に見えなくなってしまうことがあるのかなどを、カープの試合とともに見守っていきたい。

変則的オールドスタイル ©オギリマサホ

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