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ご結婚前に「式までの日々を大切に過ごしてまいりたい」黒田清子さんが放った“内親王の気品とオーラ”

source : 文藝春秋

genre : ニュース, 社会

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 2005年11月15日、黒田慶樹さんとの結婚式と披露宴の日を迎えられた紀宮さま(現・黒田清子さん)。ご結婚により皇族としての身分を離れられるまで、4月18日の誕生日に合わせ、記者会見や文書回答にも応じられてきた。これまでの日々を写真とともに振り返る。

2004年4月、吹上御苑でバードウォッチングをされる紀宮さま(当時) 宮内庁提供

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「いつかは皇族の身を離れる女子だからこそ」

 第一子、浩宮さまのご誕生以来、およそ10年。初めての姫君に、皇太子殿下(当時)はもちろん、美智子さまもたいへん喜ばれたという。

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1976年3月、学習院幼稚園お別れ遠足(卒業遠足)で訪れた「こどもの国」で、手をつないで歩かれる美智子さまと紀宮さま(当時)  ©共同通信社
桜の花びらが散る東宮御所のお庭で、美智子さまとおままごと。ミニチュア家具の上に並ぶのは小さな犬の人形 宮内庁提供

「いつかは皇族の身を離れる女子だからこそ身近に育てたいと思われたのでしょうか、浩宮、礼宮のお二人のときよりも、美智子さまが遠足など学校行事に参加されることが多く、写真のバリエーションも豊かです」(皇室ジャーナリスト)