桑田サウンドでホークス粉砕!
プレイボールのタイミングではアドレナリンを一気に放出するために、『BAN BAN BAN』で景気づけ! 相手打者をはねのけるが如くバンバンバンの3連発で勢いに乗りたい。毎回裏の攻撃への交代時はノリノリのロックンロールをかます。『いなせなロコモーション』、『ホテルパシフィック』、『フリフリ’65』や『波乗りジョニー』等流せば、沈黙していてもここから巻き返すして逆転するぞ! という気持ちにもつながるはず。
反対にホークス攻撃時への交代時は真逆で攻める。瞬間に心が醒めるサウンドを用意。『女のカッパ』若しくは『亀が泳ぐ街』、あっそうそう『東京』あたりを選んで気持ちを一気に沈み込ませる作戦はいかがだろうか。またホークス投手陣が打ち込まれたり、エラーしたりしてチャンスが広がった場合は、ここぞとばかり『YELLOW NEW YORKER』でハチャメチャ感を演出。『我らパープー仲間』のサビ部分「我々も我も君たちもパープー♪」をスタンドのファンと大合唱しても面白い。たまらず工藤監督がマウンドへ駆け上がった時はとっておきの『Hey! Ryudo!』を。もちろん歌詞のRyudo部分をKudo!に替えることをお忘れなく。そして得点を重ねる度に流すのは『ボディ・スペシャルⅡ』で決まり! 前奏のディストーションのかかったギターサウンドからベイファン全員のオー! オー! は横浜スタジアムが地鳴りを起こすのは間違いない。チャンテと合わせて、桑田ノンストップサウンドをブッ込めば、投打ともにノリノリになるはずだ。
そして最後は山崎康晃の『ゾンビネーション』につなげて完勝の運び。勝利の曲として『素敵な夢を叶えましょう』をスタンバイ。ファンにとっては素敵な夜をもプレゼントってな運びなわけである。ゲートを出るまで流れる最後の曲は定番『ブルーライトヨコハマ』。歌うはいしだあゆみではなく原坊です、ハイ。
野球に酔い、桑田にしびれ、そして勝利する。もちろん勝つのはベイスターズ! そんな思い出に残る11月2日にならないものかと一人夜中に夢描いております。横浜スタジアム関係者の皆さん、もしこのコラムを目にした方がいらっしゃいましたら騙されたと思ってイニングの合間合間に流しちゃって下さいな。楽しみに夜を待ちたいと思います。全国のベイスターズファンのため、そして天国にいる西澤さんの伯母さんのためにも是非勝利を。もう一度乗り込むぞ! 福岡へ!
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